この電子書籍には、道売りという自分のビジネスをディズニーランドのような形にする手法が書かれています。
「売り上げのためにはもっと行動しないといけないはずなのにやる気にならない。」
「自分のポテンシャルは、うまくいっているあの人よりもあるはずなのに、なぜ私の方がうまくいっていないんだろう?」
「売り上げのためとはいえ、こんな自分と合わない人さえも相手にしなきゃいけないのか?」
もし今、あなたの中にこんな感じのモヤモヤがあるなら、この電子書籍の内容はドンピシャなはずです。なぜならこれらの悩みは、あなたが今、やっているビジネスのやり方が噛み合っていないだけを示しているからで、なぜ、今のやり方が噛み合っていないのか?その確固たる理由がこの書籍でわかるからです。
むしろ、これらの悩みを持ち、悩んだ人が最後に辿り着く方法がこの書籍に書かれている ”道売り” という手法と言ってもいいかもしれない。ですので是非とも最後までお付き合いください。おそらく今まで聞かれたことがないビジネスのやり方を知ることができるはずです。
なるべくわかりやすくあなたにお伝えするために、小説形式でお話しは進んでいきます。お付き合いください。それでは参ります。
第一章
「価値観とビジネスの関係性」
「もうこれくらいで一旦、ビジネスストップにしたら?」
私、九条優香(45)は夫、哲也(45)からそう言われてしまった。なぜ、そう言われたかといえば、最近、私はストレスからめまいを発症し、夫が私の状態を見かねたからだった。
私のストレスの原因はただ一つ。私のビジネスにある。私は自宅やオンラインで英語を教える講師をしている。英語が得意だったし、それ以上になんと言っても、私が英語講師として起業して、起業家として成功すれば、夫と老後を豊かに暮らせると思って始めたのが、今のビジネスだったのだ。
でも、そのビジネスがいつの間にか行き詰まり、最近も、最後のチャンスだと百万円以上するLINEのシステムを構築するという自己投資も結果に繋がらず、集客のための毎日のインスタ配信も苦痛でしかなく、そんなことを続けていたら突然、めまいを発症しリビングで倒れた。それを見て驚いた哲也が私に言った言葉がそれだった。
哲也が言ったことを聞いて私はびっくりした。なぜなら哲也はいつも、私のビジネスを応援してくれてはいたけど、私のビジネスのことに意見したり何かを言ってきたりしたことはなかったからである。
こうして私は会ったことも見たこともない倉地加奈子さんという方とのセッションをすることになった。あまりにも乗り気ではなかったため、当日、セッションの予定のことさえ、哲也に言われるまで忘れていたほどだ。
急いでパソコンをセッティングしZOOMを繋ぐと画面には倉地加奈子さんが既に映っていて、なんか笑っていた。



